膝の引っかかりと痛み、原因は“動く骨のかけら”だった
手術から10年後に再発した謎の膝トラブルとは

高校生の頃、サッカー中に膝を怪我しました。半月板を損傷し、手術で外側の半月板を切除しました。その後、約10年間は特に問題なく日常生活を送っていました。
しかし、1年ほど前から膝に「引っかかるような感覚」や痛みが出るようになりました。痛みは毎回同じ場所ではなく、膝の内側、外側、上や下と日によって変わります。曲げると痛む日もあれば、痛みがほとんどない日もありました。
整骨院や整形外科にも通い、施術直後2~3日は調子が良くなるものの、数日するとまた元に戻ってしまいます。医師や整骨院の先生からは「膝のお皿が硬くなり、動きが悪くなっていることが痛みの原因です」と説明されました。
このままでは根本的な改善が見込めないと感じ、当院を見つけて相談に来られました。
どこに行っても、その場しのぎの効果しか感じられない…。
「このまま一生、この症状と付き合っていくしかないのかな」と不安になりますよね。
病院やいろいろな治療院に通っても、なかなか改善しないと「もう治らないのでは」と思ってしまう方も多いと思います。
痛みが日によって変わる…膝の中で起きていたこと
当院で検査した結果、この患者様は関節鼠(ねずみ)の可能性が高いことがわかりました。
関節鼠とは、関節内に軟骨や骨のかけらが入り込み、関節の中を動き回る症状です。このかけらは「関節遊離体」とも呼ばれます。文字通り骨のかけらが関節内部を動き回り、その場所やかけらの位置により痛む部位も変わってくるのが特徴です。
特に、過去に膝の手術や膝の怪我をした方に多く見られます。何度も症状を繰り返している、症状に一貫性がない痛みがある、など様々な日常の生活による痛みの出方を観察してみると、鼠の特徴と合致していました
鼠は手術で取り除くしか改善方法がありません。当院では連携している整形外科をご紹介し、この患者様も手術を受けました。その結果、引っかかりや痛みはすっかりなくなりました。
患者様からは「いくつも病院や整骨院に行ったけど、診断を間違えると治るものも治らないことがよくわかりました」とお話しいただきました。
「原因不明の痛み」にお悩みの方へ、解決の糸口を
えびす整骨院では、病院で改善しなかった方や、痛みの原因が分からず対処方法に悩んでいる方からのご相談も多くいただいています。私たちは、その場の痛みを和らげるだけでなく、症状の根本原因をしっかり突き止めることを大切にしています。
特に、何度も同じ症状を繰り返している方や、その場しのぎではなく根本から施術を受けていきたいとお考えの方にピッタリのサポートを提供しております
もしあなたが痛みに悩み、解決策をお探しなら、ぜひ一度ご相談ください。一緒に原因を見極め、痛みを再発させないための最初の一歩を踏み出しましょう。