「そのうち治る」は危険?バドミントン再開で悪化したテニス肘のリアル
日常生活にも影響…洗濯ばさみがつかめないほどの痛みへ
バドミントンを長年続けていましたが、出産や育児でしばらく離れていました。最近、数年ぶりに再開したところ、数回プレーしたあたりから肘に痛みが出はじめました。
整形外科を受診すると、上腕骨外側上顆炎(いわゆるテニス肘)と診断されました。症状は軽いので「そのうち治るでしょう」と言われ、家事やバドミントンを続けていました。
ところが、痛みは少しずつ強くなり、日常生活にも支障が出るようになりました。たとえば、洗濯ばさみをつかむだけでも肘が痛むほどです。このままでは、バドミントンだけでなく普段の生活にも影響が広がってしまう、そう感じて、当院へご相談に来られました。
病院で診察を受けて、医師の指示どおりに過ごしているのに症状が続くと、「次はどうしたらいいの?」と迷ってしまいますよね。さらに痛みが強くなってくると、不安もどんどん膨らみます。
一度病院に行っているだけに、今さらどこに相談すればいいのか分からず、途方に暮れてしまう方も少なくありません。
我慢して使い続けるほど悪化…まずは“安静+固定”が近道です
この患者様は当院で診察した結果、軽度のテニス肘から、使い続けたことで炎症が長引いている可能性が高い状態でした。上腕骨外側上顆炎(テニス肘)は、使いすぎで起こることが多く、「少し痛いだけ」と我慢して動かすほど悪化しやすくなります。
そこでまずはバドミントンをお休みしていただき、肘に負担をかけないようサポーターで固定しました。しっかり固定して安静を保つことで、順調に回復が進んでいきました。
また、テニス肘の根本原因は体幹の筋力低下というケースが少なくありません。体幹が弱ると姿勢が崩れ、腕の力だけでラケットを振りやすくなり、その結果として肘に負担が集中しやすくなるためです。
症状が落ち着いた後は、再発予防として体幹の筋力強化もあわせて行いました。時間はかかりましたが、現在は痛みなく過ごせています。
病院に通っても改善しない痛み、あきらめる前にご相談ください
えびす整骨院では、病院に通っても改善しなかった痛みや、原因がはっきりしない不調、「どう対処したらいいかわからない」といったお悩みのご相談も受け付けています。痛みを和らげるだけでなく、姿勢の調整や生活習慣の見直しも含めて、痛みが再発しにくい体づくりまでサポートします。
特に、慢性的に症状を繰り返している方や、その場しのぎではなく根本から改善したい方におすすめです。
もし今、痛みでお困りでしたら、まずは当院にご相談ください。原因を一緒に整理し、再発を防ぐための第一歩を踏み出しましょう。


