健康のために身体を動かし始める人がやってはいけない2つの運動

2024年06月28日(金)

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健康のために適度な運動は必要不可欠なものです。しかし、いざ運動を始めるとケガをしてしまうという方が後を絶ちません。当院へ来られる患者様の中にも医師から「慢性的な運動不足で筋力が低下しており膝関節に炎症をもっています。このままいくと関節が変形する恐れがあるので出来る限り運動をしてください」と指導された方がいました。その方は医師の指示通り運動を始めたがケガをしてしまい、当院を訪れていたのです。

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?

なぜ健康のために始めた運動がケガにつながるのか?

運動を始める際に選んでしまいがちなものが2つあります。それは

・ランニングやジョギング
・ジムでダンベル等を使用した筋力トレーニング

の2つです。この2つは運動に違いないのですが、どちらかといえば激しいスポーツに分類されます。慢性的に運動不足の方が激しいスポーツを始めてしまうとケガをするリスクが非常に高いです。健康のための運動でケガをしてしまっては元も子もありません。では、どういった運動をどれくらいの時間行うのがよいのでしょうか?

医師から「できる限り運動してください」と言われたものの、なにをすればよいのかわからない

運動を始める際にケガを避けるためには、自分に合った運動の種類や運動量を知っておく必要があります。健康の側面からみると全身を動かすことが最も重要な条件になります。その中でもシンプルかつ体を整えてくれるベストな運動が3つあります。それは

・ウォーキング
・ストレッチ
・体幹トレーニング


の3つです。それぞれの運動について、どれくらいの時間をかければいいのかをお伝えします。

ウォーキングなら週150分が目安

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例えば、毎日だと20数分、週三回に分けると50分。 ウォーキングといっても散歩のようにゆっくりと歩くことではなく、燃焼モード(集中して)で歩くことで運動効果に大きな差が起こります。人と話しながら歩いたり、何かをしながら歩く、ですと集中してできていないため、運動効果は燃焼モードで歩くことと比べると落ちてしまいます。出来る限り集中して「私はいま全身を使って歩いている」という意識をもってウォーキングに励んでください。

ストレッチなら毎日10〜15分

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筋肉はゴムのように伸縮します。基本的には縮まる力がメインとなるため、意図的に伸びをすることで筋肉は柔軟性が保たれ血流が良くなります。つま先から首元まで直接的に筋肉は繋がってはいませんが、間接的に関節を通じて筋肉は連動するように繋がっています。

ある部分だけストレッチをするよりも全身のストレッチをすることで、筋肉と関節の連動性が生まれ姿勢や筋肉の質を高める事ができます。

体幹トレーニングなら 一週間に10~15分

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肩こりや腰痛の方は姿勢に問題を起こしているケースがほとんどです。姿勢は筋肉で支えられているため、まず筋力の低下から問題が起きていることがわかります。

人間が筋力を保てるペースに週2~3回、合計で20分前後のトレーニングが必要になります。筋肉には「超回復」という理論があります。筋トレすると筋肉は破壊されます、それから24-48時間かけて筋肉は徐々に修復されます。修復された後の筋力は元に戻るのではなく以前より強い状態になることを超回復といいます。トレーニング後の24-48時間は十分な休息をとり筋肉のエネルギー源でもある糖質やタンパク質をしっかりと補給することも重要です。

運動を習慣化して健康を手に入れる方法

健康になるためには運動を「習慣」にすることが最も重要です。適度な運動を、食事を摂ることや歯を磨くこと、またお風呂に入ることと同じくらい生活の一部にしていけるかどうかが健康を手に入れる鍵となります。

頭ではそうとわかっていても、自分一人では始めるのが大変です。また、頑張って始められたとしても、なかなか続きません。そこで当院の出番です。

私に6か月ください、そうすればあなたに健康的な運動習慣を身に付けさせます

仕事や勉強、家事などで忙しくされている中、新しい運動習慣を身に付けようと思ったら、自分一人で継続するのは至難の業です。えびす整骨院では、患者様のライフスタイルや生活リズムを把握した上で、継続できる運動について指導・提案していきます。

運動不足の方は筋肉が硬く縮んでしまっているケースがほとんどです。運動が効果的になるよう筋肉をほぐしたり、関節を伸ばしたりというサポートも致します。

何か身体に問題が起きてから運動をしなかったことを後悔しないように、一緒に動き出しましょう。本気で健康を手に入れたい方からのご相談をお待ちしております。