あなたは筋トレでこんな間違いをしていませんか?

2024年12月04日(水)

なぜ週2回の筋トレでダンベルを持ち上げられないほど肩に痛みが出たのか?

あなたは筋トレでこんな間違いをしていませんか?

数か月前からパーソナルトレーニングジムに週2回通っています。1ヵ月前、筋トレ中に右肩に違和感がありました。違和感は軽度で、数日すれば回復すると思い、特段気にすることはなくパーソナルトレーニングを続けていました。

ところが2週間程経過したころから、筋トレが思ったように出来ないくらい痛みが増していき、最終的にはダンベルを持ち上げることすら困難になった。安静にしておけば治ると思い病院に行かずにしばらく様子をみていたが改善がないため、当院に相談に来られました。

トレーナーと一緒にトレーニングを進めていく中で体を痛めてしまうと、この先もまた繰り返すのではと不安になりますよね。

筋トレで筋肉を痛めないために鍛えるべき、もう一つの筋肉

この患者様のケースでは当院での診察により、肩の腱板損傷(筋肉の損傷)である可能性が高いことがわかりました。 トレーニングで痛める根本的な原因は基本的には筋トレを行う姿勢、体勢にあります。

筋肉は2種類あります。ひとつは身体を動かしている筋肉はアウターマッスルと呼ばれ見た目にわかる筋肉です。もうひとつインナーマッスルと呼ばれる筋肉で、姿勢を保持している筋肉のことを指します。

ダンベルなど負荷の強いトレーニングは体の動きを与えるトレーニングなのでアウターマッスルが鍛われます。しかしこのアウターマッスルを鍛えるに時に、トレーニングの姿勢・体勢を支えてくれているインナーマッスルの筋力が弱い状態ですと、姿勢が崩れた状態でトレーニングに入るため、身体を痛めてしまう根本的な原因となります。

このように原因を特定することで、根本原因にアプローチし、痛みを軽減するための施術計画を立てることができます。

筋トレ中に痛みが出たら、すぐにトレーニングを中断し専門家にご相談ください

ジムは一旦お休みして頂き、肩の施術と合わせて、姿勢を保持するインナーマッスルのトレーニングを追加しました。インナーマッスルのトレーニングは自重を利用してするトレーニングなので肩に負担がかからないよう行えます。腱板損傷は炎症が軽減していくとともにほぼほぼ症状は無くなりました。合わせてインナーマッスルの強化を続けたおかげもあり、現在はアウターマッスルを強化するトレーニングをしても、痛めることがない状態まで回復しました。

トレーニングによる体の痛みや、トレーニングにより痛めた場合でも、原因を解消することを施せば、その後のトレーニングに悪影響はありません。ただ痛みの改善だけでなく痛みを起こしている根本から施術を受けていきたいとお考えの方にピッタリのサポートを提供しております。

もしもあなたが同じような痛みで悩んでおり、解決策をお探しであれば、今すぐ当院にご相談ください。症状の解決から痛みを再発させないための最初の一歩を踏み出しましょう。