【スマホのせいだけじゃない?】急増する「子どもの猫背」に隠された本当の理由
最近、お子様を見ていてこんな風に感じることはありませんか?
「なんだか姿勢が悪い気がする…」
「いつも背中が丸まっているのが気になる」
このようなご相談を、親御さんからいただく機会が非常に増えています。
一方で、
「まだ子どもだから、そのうち治るだろう」
「その都度注意すれば大丈夫」
と、様子を見ている方も少なくありません。
しかし実際のデータでも、子どもの猫背は年々増加傾向にあります。そしてその原因は、決して「スマホ」や「ゲーム」だけではなく、日常の生活環境や成長過程など、もっと身近なところに潜んでいるのです。
なぜ?「子どもの猫背」がどんどん増えている理由
子どもの姿勢が悪くなる背景には、以下のような要因が複雑に絡み合っています。
・長時間の座り姿勢(学校・塾・自宅学習など)
・使っている机や椅子が体格に合っていない
・外遊びの減少などによる慢性的な運動不足
・「姿勢を良くしなさい」と注意されるだけで終わっている
・親御さん自身が猫背になっているのを見ている
・そもそも「猫背=悪いこと」という認識がない
いくら「背筋を伸ばしなさい!」と注意しても、身体がその姿勢をキープできる状態でなければ、長くは続きません。さらに、注意している親御さん自身の姿勢が崩れていると、子どもにはなかなか伝わらないものです。 その結果、無意識のうちに「楽な姿勢=猫背」という悪い習慣が定着してしまいます。
要注意!「大人の猫背」と「子どもの猫背」の決定的な違い
ここは非常に大切なポイントです。子どもの身体には、大人にはない以下の特徴があります。
・骨がまだ柔らかい
・筋肉が発達の途中である
・成長に伴い、身体のバランスが常に変化している
そのため、一度ついた「悪い姿勢の癖」は、成長とともにそのまま固定されやすいという厄介な傾向があります。
さらに子どもは、大人に比べて
・痛みが出にくい
・不調を自覚しにくい
という特徴も持っています。
親御さんが「なんとか姿勢を正してあげたい」と焦っていても、子ども本人は困っていないため、「治したい!」というモチベーションに繋がりにくいのです。 結果的に、対策を後回しにしているうちに時間が過ぎ、気づけば悪い姿勢が完全に定着していた…というケースが後を絶ちません。
放置はNG!子供の猫背が引き起こす5つのデメリット
姿勢が悪いからといって、すぐに痛みが出るわけではありません。しかし、姿勢バランスの乱れを放置していると、徐々に以下のような変化が現れることがあります。
・集中力が続かない
・呼吸が浅くなる
・疲れやすく、体力が低下する
・首や肩に不快感や痛みが出る
・スポーツでのパフォーマンスが落ちる
「最近、勉強に集中できていない」「なんだか疲れやすそう」と感じたら、それは姿勢バランスの乱れが影響しているサインかもしれません。
【3秒でわかる】おうちでできる簡単姿勢チェック!
まずは一度、お子様の普段の姿勢をスマートフォンなどで写真に撮って確認してみましょう。
・横から見たとき: 耳・肩・腰が「一直線」に並んでいますか?
・座っているとき: 背中が丸まりすぎていませんか?
・前から見たとき: 肩が内側に巻き込まれて(巻き肩に)なっていませんか?
もし「もしかしてうちの子も…」と感じた場合は、早めに専門家にご相談いただくことで、無理なく自然に姿勢を整えていくことが可能です。
まとめ:無理な矯正ではなく、成長を支えるアプローチを
子どもの猫背は、無理やり力で矯正するものではありません。
大切なのは、「成長を妨げない姿勢バランスを作ること」と、「環境に合った適切なエクササイズを取り入れること」です。
えびす整骨院では、お子様一人ひとりの成長段階をしっかりと考慮し、安全で身体に負担の少ない施術を行っています。お子様の姿勢でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
▶︎ 当院の子ども猫背への考え方・施術についてはこちら
執筆・監修
開原匡彦(かいはらまさひこ)
「根本から健康を支える治療家」
柔道整復師(国家資格)・ダイエットインストラクター(日本ダイエット健康協会)・KOBA式体幹バランストレーニングトレーナー・健康管理能力検定(文部科学省後援)2007年にえびす整骨院を開業し、18年間で延べ3,550人、施術回数84,000回の実績を誇る。
運動・栄養・生活習慣指導の資格を取得し、その場しのぎの施術ではなく、根本から健康を支える施術を実践。患者様一人ひとりの不調の原因を見極め、最適な施術計画を提供することを信条とし、患者様と相互理解を深め、総合的なアプローチで患者様をサポート。健康第一のライフスタイルを貫き、趣味はストレッチ・食養・温泉巡りで、日々自身の健康管理にも努めている。


